Nero’s備忘録~育休中パパはじめての子育て~

パパ育休真っ最中。パパ育休の布教活動、子育て日記他、備忘録。

町の小さな本屋さん~e-honのススメ~

育休からの職場復帰の初日が、いきなり長期出張先ということになりました。

さすがに所属の支店に挨拶もなく、そこへ行くのも如何なものか、ということで、月曜日にご挨拶に行くことにしました。

 

私が職場で倒れたあの日から、約5か月。ほとんどの方が5か月ぶりにお会いします。

月曜日に伺うことが決まってから、ずっと心ここにあらず!

さすがに5か月ぶりの職場は、緊張してます。

本日はこの後友人宅に伺いますが、ずっとソワソワしていそうです。

 

皆様は本はお好きでしょうか?

大変勝手な想像ですが、ブロガーさんなど、文字に親しみがある方の多くは、本がお好きなのではないかな、と思っています。

 

私も本好きの一人。

「本当の本好きの方」と比べると、知識量も読書量を乏しいです。

作家さんもあまり知らないし、つい先日まで「村上龍」と「村上春樹」を混合していたくらいです。

そんなんでも、私は私なりに本が好きです。

数人程度ですが好きな作家さんもいますし、小説、新書、ビジネス書等々、ジャンルを問わずにいろいろと読みます。

 

「本に対する投資は惜しまない」のがポリシー。

書店などで出会った、「読みたいな」と思った本は、基本的に購入するようにしています。

 

減り続ける本屋さん

本屋さんは年々減り続け、1999年には22,000店以上あった本屋さんが、2020年には11,024店舗になっているそうです。

【アルメディア調査】2020年 日本の書店数1万1024店に、売場面積は122万坪 - 文化通信デジタル (bunkanews.jp)

 

Amazon」や「楽天ブックス」等のネット販売の台頭、電子辞書の普及など、その要因は様々です。

 

町の小さな本屋さんの魅力

私の住んでいる町には、大手企業が出店する大型店舗が2店舗ほどあります。

こちらの本屋さんにも出かけますが、最近は専ら、「町の小さな本屋さん」にお邪魔しています。

 

大型店舗と比較すれば、売場面積は10分の1も無いでしょう。

ただ、取り扱いジャンルや蔵書数は、決して見劣りしません。

狭い売場の中に、ところせましと本棚が並び、ギッシリと本が並べられています。

 

大型店舗の売場の魅力の一つは、多くある「平積みできる売場」。

そこには書店員さんからのメッセージや、社会の流行りや関心事等、眺めるだけで、多くの情報を得ることができます。

一方、小さな本屋さんでは、「平積みできる売場」が多くないため、本と出会うためには、手に取り、表紙を眺めたり、裏表紙を読んでみたり、パラパラめくったりするしかありません。

一見して情報を得ることは難しいですが、逆にとらえれば、「濃厚な本との出会い」をすることができます。

 

何よりの魅力は、店主との会話。

本を起点とした個人的な話題、地域の話題、社会の話題等、会話を交わします。

そんな何気ない会話が絶妙に心地いい。

同じように感じている客も多いのか、そういった客が自然と集まり、店主を起点としながら会話を交わす。

「私、あそこの店のオーナーなんですよ」なんて、新しい発見や出会いがあり、それが繰り返される…。

 

小さな本屋さんは、ちょっとした地域の社交場のようになっています。

本を求めるだけでなく、こうしたちょっとした偶然の出会いがあるのも、面白みの一つです。

 

e-hon」のススメ

冒頭、本屋さん減少の要因に、「ネット販売の台頭」を挙げましたが、それを逆手に取った「e-hon」というサービスがあります。

日本最大級の通販サイトということで、基本的な仕様や蔵書数は「Amazon」や「楽天ブックス」等のそれと変わりありません。

www.e-hon.ne.jp

e-honで購入した場合、配送方法を「書店受け取り」か「自宅配送」を選択できます。

ユニークなのは、「e-honに加盟している、町の本屋さんに売上をつけることができる」というところ。

これは、「自宅配送」を選んでも同様です。

自分が選択した町の本屋さんが「北海道」で、配送される自宅が「福岡県」にあったとしても、北海道のその本屋さんの売上になります。

「出身地の本屋さんに、売上で貢献する」なんてことができるのです。

私は、普段通っている小さな本屋さんを配送の受取先に指定し、利用しています。

 

e-hon」のデメリット

デメリットとしては、「Amazon」や「楽天」などと比較すると、若干配送リードタイムがかかる点と、

「自宅配送」の場合、一度の注文で、購入価格が税込み2,000円未満だと配送料が全国一律350円かかる点。

 

私はこのデメリットについては、「配送方法は書店受け取りを選択」(書店受け取りであれば、2,000円未満でも送料無料)で解消。

配送リードタイムについては、どうしても翌日欲しい本は、無理せずAmazonで買っています。

リードタイムがかかるといっても、Amazonで翌日来るような本であれば、翌々日には届きます(お住まいの地域によると思いますが)。

「届いてもすぐに読みだすわけではない」「翌日使う本でない」のであれば、全く問題ありません。

 

最後に

是非、皆様がお住いの、あるいは出身地を検索してみてください。

「え、こんな本屋あったの?」という気付きや、「あ、この本屋昔通ったな~」などの思い出フラッシュバック等、あるかもしれません。

 

Amazon」や「楽天ブックス」は当然、ものすごい便利です。

ですがひと手間増やして「e-hon」を利用して、いつもの書店に足を運ぶ、というのも、新しい本や人との出会いのきっかけになるかもしれません。

 

ちなみに本は梱包されているので、受け取り店の書店員さんは、お客さんがe-honで何を注文したか、分からないようになっています。

(私はゴミが増えるのが面倒なので、受け取り店に梱包を外してもらうよう、あらかじめお願いしてあります)。

 

 

おまけ

ライオン。