Nero’s備忘録~育休中パパはじめての子育て~

パパ育休真っ最中。パパ育休の布教活動、子育て日記他、備忘録。

率先垂範へのジレンマ〜Neroレベル上げ中〜

特段意識しているわけではないのですが、ブログ更新が週末だけになってしまっています。

 

今週も週末がやってきました。

この週末は電車で家に帰ります。

定時ジャストにタイムカードを押し、長期出張先の事務所を出て、パッパと着替えて最寄駅で電車に飛び乗りました。

今回もスマホからの投稿です。やっぱりフリック入力は慣れない…。

 

 

復帰後、20日強となります。

仕事にも生活にも、かなり慣れてきました。

 

息子君のお世話にほとんど携われなくなり、妻にワンオペを強いてしまっている現状。

朝と晩にはLINEのビデオ通話で、妻と繋ぎます。

画面越しに妻と会話して、息子君の様子を見る。

日に日にできることが増えてきている息子君。その場に居れないのが悔しい…。

でも、ここまで会社には我儘を聞いてもらっています。

こちらが我慢することも必要です。

 

 

半年前、体調を壊し、その流れで育休に入る前、私は幹部社員の端くれでした。

プレイヤーとしてだけではなく、マネージャーとして重要な会議には全て参加し、後輩を束ねて上司との調整を図る。

 

事務所の末席で若手に囲まれながら、かつて参加していた会議がリモートで行われている様子を眺めます。

自分で選んだ道ではありますが、少々複雑な気持ちになるのは否めません。

 

 

体を壊して痛感しましたが、私にはこのマネージャーという立場はあまり向いていないようでした。

特に自分がおかしいと思う事を、「仕事だから」と後輩に指示しなければならないジレンマは、それこそ「仕事だから」と割り切る事ができませんでした。

まだプレイヤーであれば、ブツクサ会社や上司の文句を言いながら嫌々ながらもやる、ということも可能でした。

が、部下がいるとなかなかそうもいきません。

 

率先垂範。

割り切れない自分の思いは押し殺し、部下と接する日々。

自分の思いと相反する言葉を発し続けていると、だんだんと自分がおかしくなっていくのを感じました。

 

 

前回、レベル1に戻るドラクエ転職の話を綴りました。

レベル1に戻った私は、マネージャーとしてのプレッシャーからも解放され、毎日ほぼ定時で帰る日々。

それまでは20時に帰ればめちゃくちゃ早い方!でしたので、これは大きな差です。

 

定時でマンスリーに帰った後は、洗濯機を回している間に軽く近所を走り、時には銭湯に行って疲れを癒やし、再びマンスリーに帰ったら晩飯を食べながら、妻と息子君とのLINEビデオ通話を楽しみます。

また時には友人とも長電話をしたりと、半年前まではあり得ないアフターファイブを過ごします。

前途した通り、半年前までの会社での立ち位置とのギャップに、心がザワザワしてしまう事はありますが、それがこの道を選んだ代償というものでしょう。

 

いずれにせよ、半年後なのか、1年後なのか、もっと先なのかは分かりませんが、このまま気楽に過ごせる時間は限られる筈です。

その時までは、この恵まれた環境でコツコツとレベル上げに勤しもうと思います。

 

 

会社での業務的な意味でのレベル上げだけでなく、自分と家族の人生を有意義に楽しむ為に。

 

 

おまけ

昨日は七夕。

妻お手製の七夕飾りに、同じように興味を示す猫様と息子君。

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13年目の新入社員~ドラクエの転職システム~

ご無沙汰しております。

 

 

育休が明け、仕事復帰してから僅か2週間ほどになります。

否応なく会社での、「仕事の感覚」を取り戻してしまっております。

前回の日記にも綴りましたが、5か月間、空白期間があったとは思えないくらい、「感覚」を取り戻すのは一瞬でした。

 

長期出張先での一人暮らしにも慣れてきました。

自炊ができるほどの台所ではないので、ドラッグストアで冷凍食品のパスタとカット野菜を買い込み、ムシャムシャと晩飯を頂く毎日。

家でのご飯は恋しいですが、一方で、そんな食生活にも慣れてしまっている自分もいます。

本当に人間とは慣れる生き物だと、つくづく感じます。

 

 

復帰後の私は、これまで就いていた役職、業務内容とは全く別のものに従事しています。

新入社員で今の会社に入社してから12年間、営業職一本でやってきました。

「自分には営業職は合っていない」と思い、ジレンマも抱えながらの日々でしたが、周りの環境に恵まれたこともあり、12年間なんとかやってきました。

幸運なことに結果もついてきて、最年少での管理職にも任命されました。

ですが、結局「合っていない」という感覚は日々大きくなり、体も蝕み、ギブアップ。

自ら希望して、営業職も管理職も降りることを選択しました。

 

私の会社はかっこいい言い方をすれば商社です。

物を売る営業がいて、売るものを仕入れて管理する仕入れ担当がいます。

私は現在、仕入れ担当に従事しています。

 

商社は営業が生命線。

わが社でも花形は営業。会社でのキャリアアップを望むのであれば、必ず営業職で結果を残していかなければなりません。

たいてい、入社2年目頃から仕入れ担当に従事し、見込みのある社員が営業に抜擢されるというのがお決まりのコース。

私の場合は、たまたま入社時に人がいなかったのか、仕入れ担当を経ることなく、営業職に就きました。

キャリアアップを望むならラッキーだったと思います。現に最速でキャリアアップしましたしね…。

 

当ブログでここまでに綴らせて頂いた通り、色々なことがあり、まさにキャリアアッププランとは逆行する形で、仕入れ担当をさせて頂くことになったわけです。

 

同じ会社といえど、営業担当と仕入れ担当では、全く業務内容が違います。

曲がりなりとも10年以上会社にいますので、仕入れ担当がどんなことをしていて、どんなミッションを与えられて仕事をしているのかは分かりますが、それを具体的にどうするか、というのは全く持って無知。

社歴13年目の私ですが、まさに新入社員と同じです。

 

 

ところで、「ドラゴンクエスト」というゲームをご存じでしょうか。

言わずと知れた、まさに「時代」を造ったロールプレイングゲームの一つです。

私の世代は、スーパーファミコン世代。ドラクエのシリーズで言うと、5、6、リメイクされた3、このあたりでしょうか。

小学生から中学生の頃にかけて、やり込んだ記憶があります。

 

ドラゴンクエスト」には「転職」というシステムがあります。

「転職」が可能になるのは、どのシリーズでも大抵ゲーム中盤に差し掛かった頃。

ここまで冒険を続け、モンスターを倒し、「レベル」もいい感じに上がっている頃です。

ところがドラクエの「転職」システムは、「転職」して別の職業になると、レベルが1に戻ってしまいます。

「戦士」としてゲーム中盤まで努力してきたものが、「転職」して「魔法使い」になるとレベルはゲームスタート時に戻ってしまう訳です。

 

私は大学を出てから同じ会社にいますので、リアルな「転職」は経験がありません。

ですが、新しい業務を覚える私は、まさしく、「転職」をしたキャラクター。

レベル1からやり直している気分です。

きっと会社も変わる本当の「転職」は、もっとその思いが大きいのだと想像します。

 

 

現在「仕入れ担当」としてレベル1の私。そんな私のお師匠さんは、入社4年目の若手2人です。

13年目の私が、4年目の若手社員に教えを乞う。傍から見れば格好悪いでしょうか。

今までの営業職、管理職であれば、彼らと対等に接することなど無かったと思います。

直接指導を受けている2人だけでなく、前述した通り、「仕入れ担当」は若手ばかり。

とてもいい刺激になっています。

 

 

レベル1になってしまうドラクエ「転職」ですが、とはいえ、ゲームは中盤。

行ける行動範囲も広がっています。アイテムは無くなりません。パーティ(仲間)もいます。

行動範囲が広がっていることにより、本当のゲームスタート時とは違い、レベル上げに必要な「経験値」をたくさん持っている強い敵と戦うことができます。

そのため、ゲームスタート時にレベルを1から10まで上げることに必要だった時間と、「転職」後に必要な時間を比べると、圧倒的に後者が早い。

もちろん、自分自身はレベル1になっているわけですから、まともに強い敵と対峙することは難しいですが、周りにはパーティがいます。

レベル1の私は満足に戦えませんが、周りはレベル10のお師匠さんばかりですので、なんとかやっていけます。

 

ですが、曲がりなりとも12年間の経験はあります。

少なくともレベル10になるまでの時間は、あまりかからないようしたいな、と思っている次第です。

 

 

ちなみに、ドラクエには「上級職」というものがあります。

「魔法使い」と「僧侶」をマスターすると、上級職の「賢者」に就くことができます。

 

今の会社で「上級職」に拘ることは止めた私ですが、「人間としての深み」に関しては、「上級職」を目指したいです。

「育休パパ」も「上級職」を得るために、必要な職業であったと、つくづく感じています。

「育休パパ」職をマスターしていたかは定かではありませんが…。

 

 

おまけ

ドアップ猫様



社会人の飲み会〜お酒は楽しく程々に〜

約1週間ぶりの更新となります。

皆様、お変わりありませんでしょうか。

 

 

昨晩は長期出張先の所属の皆様に、歓迎会を開いて頂きました。

7人程の飲み会でしたが、こんなに大勢で飲むのはコロナ禍以降はじめてです。

まだまだ余談を許さないコロナ禍ですが、少しずつ街は賑わいを取り戻しているようです。

 

 

そんな訳で、金曜日中に家に帰れませんでしたので、今日は朝イチに起き出して、ほぼ着の身着のまま、始発に飛び乗りました。

 

ここまでは車で行き来していましたが、往復の高速料金+ガソリン代と、往復の電車賃がほぼ一緒のことに気が付きました。かかる時間もほぼ変わらず。

それだったら座ってるだけの電車の方が、断然楽ちん。

電車に乗りながら、はじめてスマホからブログ更新しております。

こればかりは、パソコンと比べるとスピードが段違いで遅い…。

いつまで経ってもフリック入力とやらには慣れません。

 

 

育休を卒業し、約1週間強。私にとっては5ヶ月ぶりの職場です。

 

今は別の事務所にいますが、良くも悪くも社内の雰囲気は、全く変わっていませんでした。

もちろんこの5ヶ月の間に、社会情勢は大きく変わり、その影響は会社の業績や業務内容にも影響を及ぼしています。

人の変化もあります。4月に新入社員が入っていますし、担当業務も変化していました。

それでも、5ヶ月ぶりのはずの職場に足を踏み入れ、少し時間が過ぎると、まるで昨日まで普通に職場にいたような感覚に陥りました。

 

職場から長く離れ、新しい価値観も身に付けたつもりでしたが…。

いいような、悪いような、です。

どちらにせよ、仕事のみの価値観に流されないよう、気をつけなければ…。

 

 

昨日の飲み会もそうですが、会社の人との会話って、どうしても「会社の話」が中心になります。

世代もバラバラ、趣味もバラバラ、価値観や考え方もバラバラ。手っ取り早い共通の話題は「会社の話」。そらそうです。

 

大抵1人や2人、社内の情報通がいます。

どこで仕入れてくるのか、公式発表前の人事情報だったり、上司のゴシップ的な話だったり。誰某は誰某の事が実は嫌いらしい…。

ネタはつきません。

 

そんな場に参加していると、ふと我に帰ります。

きっと何ヶ月か前のこういった飲み会の席で、私の話もゴシップ的に扱われたんだろうな…と。

ある日突然職場で倒れて搬送されていき、そのまま精神疾患と診断されて…。

わりとゴシップ性に富んでます笑

 

 

私個人的にはお酒も好きですし、飲み会も好きでしたが、昔ほど好きではなくなってきたような気がしています。

営業職だった頃、コロナ禍に突入して得意先との接待ができなくなった時、心のどこかで少々ホッとしたのを覚えています。

若い時は「会社の金で飲めるなんてラッキー」くらいにしか思っていませんでしたし、自然に話に参加して馬鹿騒ぎもしていました。

いつ頃からか、そんな飲み会にも違和感を感じるようになり、年々その違和感は大きくなってきました。

 

飲み会は気の合う人と楽しくやるのが一番。

「接待も仕事のうち」と割り切れなくなってきた私には、このタイミングで営業職を卒業できて良かったのかもしれません。

 

 

ともあれ、こうして歓迎会を開いて頂けたのは、大変ありがたい事です。

変わらない会社の雰囲気、変わらない飲み会での話題。

何事も自分にとって、「楽しい」とか「大切にしたい」という感覚を大事にしていきたいです。

 

 

おまけ

息子君と猫様の程よい距離感

スマホからの写真投稿だと、リサイズはうまくいくのかしら…

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休日の用事と育児~育休フル活用のススメ~

日曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

私Neroは、職場復帰後、初めての週末でした。

といっても、木曜日が初日で、2日しか働いていませんが。

金曜日の業務終了後、車を飛ばして家へ帰り、家で土日を過ごし、本日は18時頃家を出て、再び下水の匂い漂うマンスリーレオパレスへ舞い戻ってきました。

 

マンスリーレオパレスには、ベッド、冷蔵庫、電子レンジ等、必要最低限の家具家電は揃っています。

また、食器用洗剤や、洗濯用洗剤なども、サービスで付けて頂いており、「身一つ」でも暮らしていけるスペック。

そうは言えども、1か月半暮らすお家です。

2日間暮らしていると、「あれが欲しい」「これが欲しい」と欲望が生まれてきます。

朝飯、晩飯は調達しなければなりませんしね。

1日2日の出張なら、コンビニでも外食でも何とでもしますが、さすがに1か月半となると、コンビニや外食だと、金銭的にも栄養的にも問題ありです。

 

というわけで、必要な物をわざわざ自宅近辺のドラッグストアやホームセンターで買い込み、マンスリーレオパレスに持ち込み、今に至ります。

 

・風呂あがりマット

・お部屋の芳香剤(下水の匂い対策)

・食器(ヤカンや鍋は備え付けがあったのに、食器が無い!)

・綿棒

・朝食用の牛乳、グラノーラ

等々…。

 

快適な生活のためにも、細かなこれらを持ち込み、片付けを済ませてブログを綴っております。

 

 

わずか2日家を空けただけですが、やっぱり寂しさは募ります。

思えば育休取得中、丸2日間も家族に会わないというのは初めての経験でございました。

 

いよいよ明日からは、1週間フル稼働です。

2日で寂しいと言ってられません。次に家へ帰れるのは5日後です。

それでもこの生活も1か月半のみ。

せめてこの1か月半、規則正しく寝起きし、食生活と運動習慣を狂わせない様に、「整える」生活を意識したいものです。

 

 

そんなわけでこの土日は、諸々の買い出しや病院への通院等、自分の用事だけにほぼ時間を費やしてしまいました。

たまたま用事が集中してしまった、という点もありますが…。

息子君や猫様のお世話は、引き続き妻にお願いしてしまいました。

 

 

人間生きていれば、なんだかんだ言っても色々な「用事」が出てきます。

平日、仕事や学業などに動かれている方にとっては、それらの「用事」を消化するのに休日を使わざるを得ないのは、至極当然の話です。

 

「休日は子どもの世話するわ~」と思っていても、仕事はもちろん、プライベートなことも含め、「用事」は無限に降って湧いてきます。

完全に子どもに対してだけコミットできる休日は、現実的にはあり得ないような気がします。

そういった意味でも、やっぱり育休は全ての子育て世代がフル活用すべき制度だと、改めて感じます。

その期間中は、仕事という「用事」だけは排除することができ、平日の朝から夕方という貴重な時間を確保できる。

 

 

このような話をすると、時折、「あまえるな」という声が聞こえてくることがあります。

「あまえるな」と仰る方に、膝を突き合わせて聞きたいです。

「貴方は育児をどれだけやっていますか?」…と。

 

私とて、偉そうに綴っておりますが、こうして休日に自分の「用事」を優先している自分を客観視すると、子育てに対する負荷のウエイトは、間違いなく妻の方が大きいです。

この「用事」を潰している時間を、「仕事のための必要な時間」と解釈するのは簡単です。

でもそれだと、家族との時間も取れないし、妻が結局ワンオペになってしまう…。

 

 

今は職場復帰直後という事で、特に妻に負担をかけてしまっていることについては、少々目を瞑ってもらっています。

ですが、長期出張を終えて平常運転になれば、休日を「用事」で費やして終わらせるのではなく、

しっかりと息子君に向きあう休日の過ごし方を、していきたいものです。

 

 

さてさて、明日から1週間…。

仕事の方は、あまり無茶しない程度に、取り組んでいきたいと思います。

 

 

おまけ

ハコイリムスメ

 

職場復帰~パパ育休からの卒業~

本日より、職場復帰を果たしてまいりました。

 

初日の本日より、長期出張先。

会社が借りてくれているマンスリーレオパレスに、いつものPCを持ち込んで、ブログを更新中でございます。

このマンスリーレオパレス…どうも、部屋中に下水の匂いが漂っています。

帰ってシャワーを浴びて、飯食って寝るだけですが、やっぱり少々気になります。

近場に銭湯でも無いか、探してみようかな…。やっぱり「整える」ことは大切です。

 

 

というわけで、5か月ぶりの職場復帰です。

月曜日に所属先への挨拶、そして今日の出張先への初出勤。

さすがに緊張いたしました。

そんな私の緊張とは裏腹に、職場の皆様には、本当に温かく迎えて頂きました。

 

長期出張先も、休業前は頻繁に出入りしていた拠点です。

公式には、私は「5か月間育休を取っていた」ことになっていますが、

職場で倒れ、病気療養を経て、育児休業に入ったことは、ほとんどの方が周知だったようです。

多くの皆様に、体調も気遣って頂きました。

 

初日ということで、社有パソコンの設定等に思ったより時間が掛かり、業務という業務は大して行っていません。

それでも、丸一日事務所にいると、やはりエネルギーを使います。

クタクタになります。

 

午前中は、この5か月の間に溜まっていた5000件程のメールを潰しておりました。

もちろん、私の不在期間中は、周りのメンバーたちがその内容に対応頂いていたわけですが。

さすがに5000件のメールを全てを見ていられないため、ざっと件名だけ目を通し、気になる内容は開き、内容を拝読。

「あ~こんなことがあったんや~」という内容。

「退職のご挨拶」のメール。この方と会うことはもう無いんだろうな…。

浦島太郎状態でしたが、徐々に頭が仕事モードになってきました。

 

8歳くらい下の後輩君たちにレクチャーを受けながら、無事1日目は終了いたしました。

まさに新入社員の頃に戻ったような心持です。

 

 

~育休中パパはじめての子育て~という題名で始めた当ブログですが、育休を卒業してしまったので、ブログ名を変えないといけないですね…。

今後も、息子君の子育て、パパ育休についての発信、家族のこと、仕事のこと、その他諸々…...雑記ブログのような形になってしまっておりますが、

飾らず、等身大のまま、綴らせて頂こうと思います。

 

 

今後も変わらず、お時間あれば御高覧賜りますと幸甚です。

 

今日はエネルギー切れにつき、ここまで…。

やっぱり文字を綴るというのも、エネルギーが要りますね!

 

 

おまけ

Nero今日おらんの…。

私がいないことで(と思われる)、ふて寝をする猫様の様子。

猫様、私を忘れないでおくれよ。

 

職場復帰前夜に思う事~人の目とサイレントマジョリティ~

正式な復帰は16日からですが、明日、5か月ぶりに職場へ行きます。

挨拶だけですので、恐らく1時間程度しか滞在しないとは思いますが。

 

 

「人の目」を気にする性格である私は、職場のメンバーからどのような視線を向けられるのか、どのように声を掛けられるのか、どうしても気になってしまいます。

あるいはこちらから、どのように声を掛ければいいのか。

やっぱり第一声は「ご迷惑をお掛けして、申し訳ありませんでした。」が妥当な線でしょうか。

実際にご迷惑をお掛けしていたわけですし。

 

私の場合は、この休業の入りが体調不良だった為、ロクに引継ぎをすることもなく、休業してしまいましたが、

一般的な育児休業であれば、男女問わず、休業を取る側も、周りも、会社も、それなりの準備を経て迎えることになると思います。

それであれば、

「ご迷惑をお掛けしました。」

テンプレートの挨拶ではありますが、育児休業が「ご迷惑」というワードを使わなくてもいいような、そんな世の中になるといいと思います。

 

 

病気療養2か月、育児休業3か月。

私のこれまでの人生の中で、特別な5か月でした。

良いことも悪いこともありましたが、それでも総じて考えれば、良い事の方が多かったです。

改めて育児休業の総括については、纏めてみようと思います。

(一応当ブログの目的の一つが、男性育児休業の普及活動でございます。)

 

 

12年ほど前、新入社員として入社式に向かう前の前夜と、同じような心の状態になっている気がします。

実際、会社や出勤場所は変わりませんが、今後は今までと違う業務に就きます。

 

今まで管理職の立場で指示をしていた後輩から、その仕事を教えてもらう立場です。

それ自体は構いませんし、新しい仕事をすることに、ちょっとだけワクワクしているのも事実。

でも、そんな様子を見て、周りは色々と思うのでしょうか。

「あいつはあそこまで上り詰めたのに、一気に落ちていったなぁ」…と。

 

 

「人の目」を気にする自分の性格が嫌いです。

この休業中に、新しい価値観に目覚め、そんな「人の目」なんか気にしている場合じゃない!ということは、頭では理解していますし、そう努めようと思っています。

明日、あるいは16日以降、いざ職場に立った時、果たしてそれができるかどうか。

ある意味「人の目」ではなく、「自分」との戦いです。

 

 

何かの本で、「1:2:7の法則」というのを知りました。

10人、人がいれば、1人は自分に敵意を持ち、2人は自分に敬愛を持ち、7人は「サイレントマジョリティ(声をあげない多数派)」だと。

ユダヤ人の教えだそうです。

 

「人の目」を気にする私のような性格の人は、この「サイレントマジョリティ」にすら、「どう思われるか」を気にするタチです。

でもここに迎合しても、意味は無いですよね。なんて言ったって「サイレント」なんですから…。

別の解釈では7人は「プチ好意派」だそうです。すなわち、周りの人の9割が味方であると。

…もはやココを掘り下げても、あまり意味はなさそうです。

粛々と明日を迎え、粛々と職場へ向かうのみ。

 

 

復帰前夜。いつかこの日は来る、と思いながら過ごしていましたが、

いざその日を迎えようとしていると、感傷的になりますね。

 

そんな話を、ある育休経験のあるママさんに話をしていたところ、

「復帰前にそういう気持ちになるのもは、誰だって当たり前! 女の人も復帰前はすごくメンタルに来るんだよ!? 男の人はそれすらも分かってないんだから!」

と一喝頂きました。

 

せっかくこのような経験をしたわけですから、仕事面だけでなく、精神面でも寄り添える人になって行きたいです。

目指せ、人間力アップ!

 

 

おまけ

息子君のバンボチェアでどや顔

 

町の小さな本屋さん~e-honのススメ~

育休からの職場復帰の初日が、いきなり長期出張先ということになりました。

さすがに所属の支店に挨拶もなく、そこへ行くのも如何なものか、ということで、月曜日にご挨拶に行くことにしました。

 

私が職場で倒れたあの日から、約5か月。ほとんどの方が5か月ぶりにお会いします。

月曜日に伺うことが決まってから、ずっと心ここにあらず!

さすがに5か月ぶりの職場は、緊張してます。

本日はこの後友人宅に伺いますが、ずっとソワソワしていそうです。

 

皆様は本はお好きでしょうか?

大変勝手な想像ですが、ブロガーさんなど、文字に親しみがある方の多くは、本がお好きなのではないかな、と思っています。

 

私も本好きの一人。

「本当の本好きの方」と比べると、知識量も読書量を乏しいです。

作家さんもあまり知らないし、つい先日まで「村上龍」と「村上春樹」を混合していたくらいです。

そんなんでも、私は私なりに本が好きです。

数人程度ですが好きな作家さんもいますし、小説、新書、ビジネス書等々、ジャンルを問わずにいろいろと読みます。

 

「本に対する投資は惜しまない」のがポリシー。

書店などで出会った、「読みたいな」と思った本は、基本的に購入するようにしています。

 

減り続ける本屋さん

本屋さんは年々減り続け、1999年には22,000店以上あった本屋さんが、2020年には11,024店舗になっているそうです。

【アルメディア調査】2020年 日本の書店数1万1024店に、売場面積は122万坪 - 文化通信デジタル (bunkanews.jp)

 

Amazon」や「楽天ブックス」等のネット販売の台頭、電子辞書の普及など、その要因は様々です。

 

町の小さな本屋さんの魅力

私の住んでいる町には、大手企業が出店する大型店舗が2店舗ほどあります。

こちらの本屋さんにも出かけますが、最近は専ら、「町の小さな本屋さん」にお邪魔しています。

 

大型店舗と比較すれば、売場面積は10分の1も無いでしょう。

ただ、取り扱いジャンルや蔵書数は、決して見劣りしません。

狭い売場の中に、ところせましと本棚が並び、ギッシリと本が並べられています。

 

大型店舗の売場の魅力の一つは、多くある「平積みできる売場」。

そこには書店員さんからのメッセージや、社会の流行りや関心事等、眺めるだけで、多くの情報を得ることができます。

一方、小さな本屋さんでは、「平積みできる売場」が多くないため、本と出会うためには、手に取り、表紙を眺めたり、裏表紙を読んでみたり、パラパラめくったりするしかありません。

一見して情報を得ることは難しいですが、逆にとらえれば、「濃厚な本との出会い」をすることができます。

 

何よりの魅力は、店主との会話。

本を起点とした個人的な話題、地域の話題、社会の話題等、会話を交わします。

そんな何気ない会話が絶妙に心地いい。

同じように感じている客も多いのか、そういった客が自然と集まり、店主を起点としながら会話を交わす。

「私、あそこの店のオーナーなんですよ」なんて、新しい発見や出会いがあり、それが繰り返される…。

 

小さな本屋さんは、ちょっとした地域の社交場のようになっています。

本を求めるだけでなく、こうしたちょっとした偶然の出会いがあるのも、面白みの一つです。

 

e-hon」のススメ

冒頭、本屋さん減少の要因に、「ネット販売の台頭」を挙げましたが、それを逆手に取った「e-hon」というサービスがあります。

日本最大級の通販サイトということで、基本的な仕様や蔵書数は「Amazon」や「楽天ブックス」等のそれと変わりありません。

www.e-hon.ne.jp

e-honで購入した場合、配送方法を「書店受け取り」か「自宅配送」を選択できます。

ユニークなのは、「e-honに加盟している、町の本屋さんに売上をつけることができる」というところ。

これは、「自宅配送」を選んでも同様です。

自分が選択した町の本屋さんが「北海道」で、配送される自宅が「福岡県」にあったとしても、北海道のその本屋さんの売上になります。

「出身地の本屋さんに、売上で貢献する」なんてことができるのです。

私は、普段通っている小さな本屋さんを配送の受取先に指定し、利用しています。

 

e-hon」のデメリット

デメリットとしては、「Amazon」や「楽天」などと比較すると、若干配送リードタイムがかかる点と、

「自宅配送」の場合、一度の注文で、購入価格が税込み2,000円未満だと配送料が全国一律350円かかる点。

 

私はこのデメリットについては、「配送方法は書店受け取りを選択」(書店受け取りであれば、2,000円未満でも送料無料)で解消。

配送リードタイムについては、どうしても翌日欲しい本は、無理せずAmazonで買っています。

リードタイムがかかるといっても、Amazonで翌日来るような本であれば、翌々日には届きます(お住まいの地域によると思いますが)。

「届いてもすぐに読みだすわけではない」「翌日使う本でない」のであれば、全く問題ありません。

 

最後に

是非、皆様がお住いの、あるいは出身地を検索してみてください。

「え、こんな本屋あったの?」という気付きや、「あ、この本屋昔通ったな~」などの思い出フラッシュバック等、あるかもしれません。

 

Amazon」や「楽天ブックス」は当然、ものすごい便利です。

ですがひと手間増やして「e-hon」を利用して、いつもの書店に足を運ぶ、というのも、新しい本や人との出会いのきっかけになるかもしれません。

 

ちなみに本は梱包されているので、受け取り店の書店員さんは、お客さんがe-honで何を注文したか、分からないようになっています。

(私はゴミが増えるのが面倒なので、受け取り店に梱包を外してもらうよう、あらかじめお願いしてあります)。

 

 

おまけ

ライオン。