ブログってすごいなぁ。~インプット過多の危険性~
こんばんは、Neroです。
3月6日に当ブログに初投稿をさせて頂き、18日目となりました。
18日の間、毎日更新するわけでもなく、日々の育児や育休にまつわることを単純に羅列しているだけの当ブログですが、お蔭様で、少しずついろいろな方に読んでいただけるようになってまいりました。
18日目という、キリがいい日数でも記事の本数でもなく、本来何かしらの節目に書くべきネタですが、書きたくなったので書きます笑
最近ブログの魅力をどっぷりと感じているのです。
私がブログを始めた理由は、どうにも「インプット過多」になっていて、単純にアウトプットする場所が欲しいなぁ、と思ったからでして。
もともと活字中毒だった私は、それなりにたくさんの本も読みますし、スマホから有料版で日経新聞も読みます。最近は解説系youtubeで音声はそこそこに字幕だけを目で追ってまで活字を求めておりました。そこには先輩達の経験や英知に基づいた、知識だったりノウハウだったりが凝縮されており、それを目で追いながら、ちょっと知識人になったような気がして、満足していたものです。
ところがいつごろからか、膨大な量のインプットに押しつぶされて、頭が重たくなるような感覚に襲われるようになりました。
それこそ読んだ本の一説に、「読んだ人の行動が変わるのが真の読書だ」というようなものがありました。
本は読んだだけではダメで、その本に書かれている指南だったりを一つでも実践してみないと意味がない、というような趣旨だと思います。
本に書いてあることをもとに、自分自身が何かしらのアウトプットをするということで、確かにそれはその通りだな~と思いながらも、残念ながらいざ行動をするとなると、どうにもこうにも腰が重たすぎて、結果動かないわけです笑
「悩みを解決したい」だったり、「一歩違うステージに行きたい」と思いながら本を開き、先輩達の指南を受ける訳ですが、自分が動かなければ、結果何も変わる訳がなく。
でも変わっていない自分が嫌で、別の本を読めば何とかなるんじゃないかな、と思ったり。しまいにはどこかで、「Neroさんは明日●●さんに会って、△△をして、来週末に××すれば、今の悩みは解決します!!」と何かの本に書かれているんじゃないかしらと、心のどこかで期待をしながらインプットを続けておりました笑
いい例えになっているかわかりませんが、排水口の無いバスタブにお湯を入れ続けたら、当然お湯はあふれ出るわけです。アウトプットのない過剰なインプットは、非常に良くない。
何かアウトプットしないと、あふれたお湯で溺れてしまう…という半ば身の危険すら感じ、活字中毒インプット大好き人間なら、アウトプットも活字中毒だべ!という単純思考で、ブログ開設に至ったわけです。
あまり気にせず、はてなブログを選び、私の人生を大きく変えた息子君の成長記録と、それにまつわる諸々を書き出したわけで、それはそれでアウトプットする(自分で文字にする)という当初の目的は達成できたわけですが、
それと同じくらい、はてなブロガーさんのブログを拝見して回ることが、とても価値ある事なんじゃないか、とハタと気付いたわけです。
その価値とは、(失礼にあたったら申し訳ないのですが)私と同じような一般人の方が、等身大の体験談だったり、日々を綴っているという点。
例えば、私が育児休業を取ろうといろいろ調べていた頃。
当然いろいろ本も読みましたし、働き方改革やライフワークバランスやらが叫ばれている昨今、ネット記事でもいろいろと男性育児休業にまつわるものもありました。
が、育児休業にまつわることだけでなく、ありとあらゆることで思うのですが、本になるような著者の方、ネット記事に取材されるような方って、別次元にいらっしゃるすごい方、という感じがするんですよね。
はてなブロガーさんは私も含め、多くの方が匿名ですが、
「東大を出てリク●ートに入社後、大手商社へ転職して、現在はITベンチャーを立ち上げた」のような眩しすぎる方の体験談より、匿名のはてなブロガーさんの体験談の方がよっぽど身近に感じます。
自分と同じような悩みだったり、あるいは境遇だったり、それを「この人も似たようなことで悩んではるわ~」とか、「この人はこんな風にしてるんだ~」と知れるだけでも大きな価値だと思います。
ブロガーさんによりけりだとは思いますが、匿名だからこそ、背伸びせずに等身大のことが書けるのかなぁ、と思います。少なくとも私は、そうです。
(このブログが会社の人にだけは永久にばれません様に…ちなみに妻は読者です笑)
結局、いろいろなブログを拝読して回ることによって、インプット過多という悩みはエンドレスでついて回るわけです。
でも結局好きなことって、止められないよなぁ。