Nero’s備忘録~育休中パパはじめての子育て~

パパ育休真っ最中。パパ育休の布教活動、子育て日記他、備忘録。

しんちゃん映画は起・承が最高に面白い

こんばんはNeroです。

 

今日は妻が出産以来、はじめて美容院に行くとの事で、息子君と2人で朝からお留守番。

美容院の後に久しぶりに友人とも会うとの事で、朝から晩まで外出。

息子君とのお留守番は今までも何回もあったけど、朝から晩までは初めてでした。

 

朝から洗濯機を回し、クイックルワイパーをかけ、丁度お昼に一休み。

家事もひと段落ついたし、パソコンでも触るかな~と思った矢先、午前中はおとなしかった息子君が抱っこ大魔神に。

3か月になる息子君。どうもめちゃめちゃ機嫌がいいタイミングを除いて、抱っこしていないとワンワン泣いてしまう。(この状態を我が家では抱っこ大魔神降臨と呼んでおります。)

抱っこして泣き止んだかな~と思ってベッドやネムリラに移送しても、置いた瞬間ギャン泣き。

しまいにはお座り抱っこ(私が座った状態で抱っこ)でもご機嫌ナナメ。立ち抱っこのみでご機嫌麗しゅう状態。

 

これは困った…。立ち抱っこそのものは苦ではありませんが、私が何もできない!!

 

…ということで禁断のネットフリックスを立ち上げ。あまり普段はあえて見ないようにしています。見だすと際限なく見てしまう…。見放題の恐ろしさ!でも今日は妻もいないことだし、息子君と映画鑑賞もいいでしょう!

とはいえ、まだ息子君もまだ映像をしっかりと認識はしていない。かといってあまり情操教育に悪そうな映画はなぁ、といろいろ考えた挙句、選んだのが「クレヨンしんちゃん」。

 

2021年に公開された最新作まで、数えることなんと29作。

私が生まれて初めて両親にねだり、映画館に映画を見に行ったのがこのクレヨンしんちゃんの映画、「ブリブリ王国の秘宝」。1994年公開とのことです。記憶に残っているのが、ねだってねだって映画パンフレット?を買ってもらった記憶。1994年ということは、私が8歳の時か…。本当に歴史を感じます。

クレヨンしんちゃんの映画は結構好きでして、幼少期の頃はリアルタイムで数本鑑賞。結構覚えているものです。

はじめて映画館で見た「ブリブリ王国の秘宝」から始まり、「雲黒斉の野望」「ヘンダーランドの大冒険」「暗黒タマタマ大追跡」「ブタのヒヅメ大作戦」「温泉わくわく大決戦」。ここまでリアルで見ていました。そして時は流れ社会人になり、ひろし役の声優さんが亡くなってしまったことや、しんのすけ役の声優さんがバトンタッチしたことなどをニュースで知った後、「泣けるクレヨンしんちゃん映画がすごい!」といううわさを聞いて、その噂の2作品「大人帝国の逆襲」「戦国大合戦」を視聴。確かに泣いた。

 

そしてさらに時が流れ、今現在。適当に選んだ作品をチョイス。1本見て終わる予定が、結局息子君を抱っこしたり、あやしたり、ミルクをあげながら、あまり長時間はよろしくないとは思いながら、結局3本見てしまいました…。息子君、意思弱パパでごめんよ…。気が付けば息子君は私の腕の中で爆睡…。ベッドにおいても大丈夫だったのでは…。

 

 

filmarks.com

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今日見た3作。

映画を見終わった後、改めて昔見た作品も思い出してみて考えてみると、しんちゃん映画は起・承が最高に面白い。

今日見た3作、「踊れアミーゴ!」は日常の春日部が徐々に侵略されていく様子、「嵐をよぶジャングル」は客船から大人たちがさらわれ、しんちゃん一派が島へ繰り出していく様子、「オラの花嫁」は未来の春日部を風間君たちがさまよい、未来の自分たちに会ったり、未来の野原家に助けを求める様子。この辺は本当によくできているなぁ、見ていてワクワクしました。

 

クレヨンしんちゃんの舞台は、現代の埼玉県春日部市。もうとんとTV放映のレギュラーアニメは見ていないけど、通常TV放映は現代の野原一家を取り巻く日常を描き、そして劇場版では現代の春日部から何らかの形で非日常へいざなわれ、敵と対峙して戦う。

例えばドラえもんは、普段の舞台でもドラえもんという存在が既に「非日常」の存在なので、映画でもそこまでワクワクしなかったけど、しんちゃんの場合は普段の舞台が「日常」なだけに、映画版の「非日常」とのギャップにすごくワクワクします。

 

特に今日見た作品の「踊れアミーゴ!」は、後々調べてみるとテーマが「ホラー」とのこと。いや、確かに怖かった。あれ小学生が見たらトラウマものだよ…。しかもタイムスリップするでもなく、南の島に行くでもなく、日常の春日部が、知らず知らずの間に「非日常」に浸食されている恐ろしさ。う~ん・・・本当によくできています。

 

 

ところが、転・結になると、ちょっとうぅ~ん…となってしまう。逆に起・承が作り込まれすぎているのかもしれません。

そういう意味では世間で「泣ける」と評価が高い「大人帝国の逆襲」と「戦国大合戦」は最初から最後まで含めて、よく作りこまれてるなぁと感じます。

 

いずれにせよ、子ども向けアニメ映画と侮るなかれ、です。この育休中に全作品制覇してしまいそうです。

ネットフリックス…ほどほどにしないと、危険です!!